「30万サラリーマン vs 70万フリーランス」の話を聞いてきました。
そのとき思ったことのまとめ
どちらがお得か。
2択で出されるとどちらかと考えがちですが、
どちらかが正解でどちらかが間違いということはない。ということです。
自分の中でこちらが正解だと決め付けて選択することは、その仕組みの上で集中して取り組むことになるので良い面もあるかと思います。
#もちろんその考えを他人に押し付けたり強要させたりするのは、よくないですが。
ただ、その仕組みを選んだから大丈夫と思い込み、先のことを考えなくなってしまうと、10年、20年に変化が必要になったときに困ってしまうというのは、どちらを選択しても同じ話しです。
サラリーマンとフリーランスの収入の仕組み
サラリーマン
- 給与として収入が入ってきます。
- 給与から税金などなどが引かれるので手取りは下がります。
- 会社の福利厚生や保障などなどある程度護ってくれる(そこにお金がかかります)こともあり、フリーランスよりは手取りはどうしても低くなります。
フリーランス
- 売上として収入が入ってきます。
- そこから経費を引いて税金を支払うので、残るお金は減ります。
- 誰も保障はしてくれない(そういう保障する団体にお金を払って所属すれば別ですが)はリスクになります。
- 会社だと経理部などがやってくれる業務なども全部自分がしたり、もしくは外注したりと、自分でやることが増えるます。増えた分、サラリーマンよりは手取りは多くなるのは仕組みとして全うな話かと思います。
※細かく見れば他にも理由はあると思います。
※少なくともITエンジニアに関しての話です。ネットとかには、フリーランスになって、収入が減ったとか言っている方がいたりしますが、正直理由が不明です。。。
ちなみに、ある程度大きい規模の企業に勤めていた場合、
フリーランスになったときエンジニアとしての単価は下がる方が多いのかなと思っています。
例えば、大企業の場合、入社3年目で月150万~200万の単価で契約できることもあります。
もちろん、その社員という価値より大企業の社員ということで単価の上昇につながっており、その売上は会社のものになるので社員へは20、30万という給与で支払われることになります。
そのような社員でもフリーランスになった場合は、単価100万も行かないかと思います。
かつ、中間に業者が入っている場合、最終的に自分に入ってくるのは60万ぐらいまで下がってもおかしくはありません。
サラリーマンとフリーランスの安定さ
サラリーマン
- 安定といわれがちです。
- 景気がよくなれば、給与やボーナスが上がったりします。
- 不景気になれば、給与やボーナスが下がったりします。
- 大企業でもリストラなどで職を失う可能性はあります。
- 会社自体がなくなる可能性もあります。
- 正社員というだけで1年目でも社会的な信用度がものすごくあります。お金を借りたりはしやすいかと思います。
フリーランス
- 不安定といわれがちです。
- 景気がよくなれば、売上は上げやすくなります。
- 不景気になれば、売上は上げづらくなります。
※この増減の差はサラリーマンに比べると大きくなります。 - 不景気になれば、サラリーマンより先に職を失いやすい傾向はあります。
- フリーになった瞬間の社会的な信用度はほぼゼロになります。
※自分の場合、家も借りるのも大変でしたが、その他に困ったことはありませんでした。
サラリーマンとフリーランスの仕事のやりがい
何をやるかというより、誰とやるかの方が大事です。
自分が将来どうなりたいかを持っていて、それに向かっているといえる仕事(と仕事仲間)がいいなと個人的に思っています。
最後に
最後に、サラリーマンであれフリーランスであれ、それを選んだ先で得られる結果は、どんな結果であれ自分によって作られるものです。
人や環境のせいにはしないのは当たり前となります。
上司が~~だから残業が減らないとか、こんな~~なプロジェクトやらされてて仕事がつまらないとか、それは全部言い訳です。
その状態を選んだのは自分ですし、それを変えようとしないのも自分です。
もちろん、いきなりすべてが理想どおりになることはないです。
変える努力も大変かもしれません。
自分も、そんな理想論はできる人だけの話で、自分には絶対無理と思っていた人間です。
そのときに、いきなりすべてを変える必要はない。
まずは一つだけ、状況を変えるための行動に変えてみればいいと教えてもらったことがあり、目から鱗が落ちる経験をしたことがあります。
変化が早い時代であることは誰にも変えられるものではないので、変化することを受け入れて、
起きたことに対応するのより、起きることを予測していくという意識を常に持っていきたいと思います。
継続は力なり、だが、それが慣れで楽になってしまうといずれは衰退する。
現状に慣れすぎず、常に変化を捉えて活動していきます。
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