MicrosoftのWordで数百種類の文字列を一括変換する話がでたので、手動置換じゃ無理だとおもい、VBAで行おうと思います。
まずは、環境準備。
Excelも基本同じだったと思います。(pptxもかな?)
Wordのリボンに開発タブを追加
デフォルトの状態では、Wordマクロ開発のための「開発」タブがリボンに表示されていない。
以下の操作で表示させる。
- Wordのリボンの「ファイル」から「オプション」を選択
- 左側のメニューから「リボンのユーザー設定」を選択
- メインタブの中の「開発」にチェックを入れて「OK」を選択
エディターVBEを起動
Visual Basic Editor(VBE)でコードを書くウィンドウを開きます。
- リボンの「開発」タブから「Visual Basic」を選択
ショートカットキー Alt + F11 でも起動可能
ライブラリ追加(必要ならば)
- VBEのメニューから[ツール]-[参照設定]
必要なライブラリを追加する
例えば、Word、Excel、PowerPointすべて使う場合、以下の項目をすべてチェックします。- Microsoft Word xx.x Object Library
- Microsoft Excel xx.x Object Library
- Microsoft PowerPoint xx.x Object Library
推奨:オプション設定
VBEのメニューから「ツール」→「オプション」
- 自動構文チェック:チェックを外す
- 変数の宣言を強制する:チェックを入れる
"Option Explicit"が記載される。
これは、変数を宣言しないと使えませんという命令
設定後、「OK」を選択
VBEのメニューから「挿入」→「標準モジュール」を選択
- 左側:「プロジェクトウィンドウ」に標準モジュールというフォルダとその配下に「Module1」という標準モジュールが追加される
- 右側:「コードウィンドウ」が表示される。ここにVBAのコードを実装していく
ショートカットキー Alt → I → M でも起動可能
VBEのメニューの「表示」→「イミディエイトウィンドウ」を選択
-> コードウィンドウの下部にイミディエイトウィンドウが表示
ショートカットキー Ctrl + G でも起動可能
補足:
保存する際は、「Wordマクロ有効文書(*.docm)」として保存する
ワークシートと標準モジュールの違い
ワークシートと標準モジュールの使い分けの基準
- ワークシート:そのシートに対して操作をするとき
- 標準モジュール:すべてのシートに対して操作をするとき
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