インストール
RPM パッケージのインストール
(例.package-1.1.0-i386.rpm をインストールする場合)
# rpm ''-i'' package-1.1.0-i386.rpm
複数のパッケージをインストール
# rpm -i ''package-1.1.0-i386.rpm package-devel-1.1.0-i386.rpm''
オプション
以下のオプションを付けるとより詳細な情報が表示されます.
詳細な情報、インストール進行状況
-v で詳細な情報を出力し, -h はインストールの進行状況を表示します.
# rpm -i''vh'' package-1.1.0-i386.rpm
進行状況のパーセント表示
# rpm -i ''--percent'' package-1.1.0-i386.rpm
アップグレード
# rpm ''-U'' package-1.1.0-i386.rpm
ここでも上述の -v や -h を使えます.
アンインストール
# rpm ''-e'' package-1.1.0-i386.rpm
再インストール
# rpm -i ''--replacepkgs'' package-1.1.0-i386.rpm
古いパッケージのインストール
# rpm -i ''--oldpackage'' package-1.1.0-i386.rpm
ファイルを置き換え
インストール済みの他のパッケージに含まれるファイルを置き換えてしまう場合
# rpm -i ''--replacefiles'' package-1.1.0-i386.rpm
集約したオプション
# rpm -i ''--force'' package-1.1.0-i386.rpm
–oldpackage
–replacefiles
–replacepkgs
を集約したオプション これで強制的にパッケージをインストールすることになります.
依存関係を無視
もしインストール時にパッケージの依存関係でエラーが出てインストール出来ない場合に依存関係を無視してインストールする
# rpm -i ''--nodeps'' package-1.1.0-i386.rpm
または
# rpm -i ''--force --nodeps'' package-1.1.0-i386.rpm
テストのみ
# rpm -i ''--test'' package-1.1.0-i386.rpm
ヘルプ
# rpm ''--help''
パッケージ確認
$ rpm ''-q'' xfce~ xfce-3.0.4
a を加えると全て確認
あるファイルがどのパッケージに含まれていたものかを確認
$ rpm ''-qf'' /usr/X11R6/lib/libX11.so.6 XFree86-libs-3.3.6-20j1
あるコマンドの機能を提供しているのがどのパッケージかを確認
$ rpm -q ''--whatprovides'' /usr/bin/strip binutils-2.9.5.0.22-6
その他
あるパッケージが依存している(必要とする)ファイルを確認するには -R を使います.
$ rpm -qR xfce libungif.so.4 libz.so.1 /bin/bash /bin/sh libc.so.6(GLIBC_2.0) libc.so.6(GLIBC_2.1) .............
まだインストールされていないパッケージに対して問い合わせすることも出来ます.
$ rpm -qpR gnomail-0.0.3-1.i386.rpm ld-linux.so.2 libICE.so.6 libSM.so.6 libX11.so.6 libXext.so.6 libXpm.so.4 libart_lgpl.so.2 ...................
この例では -p が, まだインストールされていないパッケージに対しての問い合わせオプションで, R を付けることにより未インストールのパッケージが依存しているファイルを出力しています.
パッケージに含まれているファイルを表示するには,
$ rpm -ql xfce /etc/X11/xfce/README.xfdefs.py /etc/X11/xfce/Xclients /etc/X11/xfce/fvwm2rc /etc/X11/xfce/fvwmrc /etc/X11/xfce/xfbdrc /etc/X11/xfce/xfce3rc ..............
パッケージに含まれるファイルが正常かどうか確認するには,
$ rpm -qs rpm-3.0.4-0.48 正常 bin/rpm 正常 etc/rpm 正常 usr/bin/gendiff 正常 ...........
インストール時に実行されるスクリプトが含まれているか確認するには –scripts を使えば存在する場合にスクリプトを出力します.
$ rpm -q --scripts rpm-3.0.4-0.48 postinstall script (through /bin/sh): /bin/rpm --initdb if [ ! -e /etc/rpm/macros -a -e /etc/rpmrc -a -f /usr/lib/rpm/convertrpmrc.sh ] then sh /usr/lib/rpm/convertrpmrc.sh > /dev/null 2>&1 fi
パッケージの詳しい情報を確認したい時は,
$ rpm -qi rpm-3.0.4-0.48 Name : rpm Relocations: (not relocateable) Version : 3.0.4 Vendor: Red Hat, Inc. Release : 0.48 Build Date: Thu 02 Mar 2000 05:25:11 AM JST Install date: Fri 16 Jun 2000 08:00:58 PM JST ..............................
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