カメラを扱うAndroidアプリ開発なのに、実機にアプリを簡単にインストールできない環境で開発するケースがありました。
最近のパソコンは、基本的に内蔵カメラがあるため、そのカメラを使うようにしたときの忘備録です。
最初、コマンドで設定していたのですが、その後、Android Studioからも簡単に設定できることが判明しました。。。
AVD Managerからの設定
- Android Studioのメニューから"Tools" → "AVD Manager"を選択
- 起動したいエミュレータの"Actions"の編集(鉛筆アイコン)を選択
- 左下の"Show Advanced Settings"を選択
- CameraのFornt / Backで、カメラの設定を変更
パソコンにもよりますが、"Webcam0"のような項目があるかと思います。 - Finishを選択
- エミュレータが起動するので、アプリからカメラ操作を行う
コマンドプロンプトで設定
上の方法を知らなかったときは、以下の操作を行っていました。
- Cameraを確認する
>emulator.exe -webcam-list List of web cameras connected to the computer: Camera 'webcam0' is connected to device '~~~省略~~~' on channel 0 using pixel format 'NV12'
- カメラを設定してエミュレータを起動
>emulator.exe -avd "Pixel_2_API_28" -camera-back "webcam0"
"Pixel_2_API_28"は、Android Virtual DeviceのAVD Nameです。
-camera-back
の他に、-camera-front
も設定できます。
この辺のオプションは変わることがあるのでemulator.exe -help
で、確認したほうがよいです。
avdmanager.exe を使ったコマンドで、AVD Nameの一覧とか表示できるかもしれないですが、確認していないです。
あと、ANDROID_HOME、ANDROID_SDK_ROOTの環境変数の設定も必要だったかもしれない。
参考:昔の設定方法
エミュレータでPCのウェブカメラを使う | TechBoosterAndroidのエミュレータでPCに接続されたウェブカメラを使う方法を説明します。
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