6月末で7期目が終わりました。
8月中に決算処理を行いました。
概要
法人概要
- 役員2人
- 法人設立8期が終了
- 会計は、MFクラウド会計
- 決算申告書類作成ソフトは、税理士いらず
- e-Tax、eLTaxを使って申告(どちらもPCにインストールしたソフト上で)
- 埼玉県●●市が申告上の住所
- 管轄税務署は川越市
- 業種:ソフトウェア業
- 業種番号:中分類 39 情報サービス業 (小分類 391 ソフトウェア業)
申告の流れ
まず、e-Taxの申告を行い、次にeLTaxで申告する。
※e-Taxのデータをエクスポートして、eLTaxで利用できるため
e-Taxによる税務署へ税務申告書の提出
対象税金
- 法人税 及び 地方法人税
- 消費税 及び 地方消費税(消費税の納税義務者であれば)
対象書類
- 内国法人の確定申告(青色) 法人税別表
- 別表一(一) ※先に別表四の作成完了する必要がある
- 別表一(一)次葉
- 別表二
- 別表四
- 別表五(一)
- 別表五(二)
- 別表十五
- 別表十六(一) ※2、7、8なども場合によっては選択する場合があるらしい
- 事業年度分の適用額明細書
- 財務諸表(XBRL2.1)(決算書の内容にあたる)
- 貸借対照表
- 損益計算書 ※この中に、「販売費及び一般管理費内訳書」にあたる項目がある
- 株主資本等変動計算書
※これらは、後で帳票追加する
- 勘定科目内訳明細書
- 内訳書1 預貯金等の内訳書
- 内訳書3 売掛金の内訳書
- 内訳書9 買掛金(未払金・未払費用)の内訳書
- 内訳書10 仮受金(前受金・預り金)の内訳書
- 内訳書14 役員給与等の内訳書
- 内訳書15 地代家賃等の内訳書
- 内訳書16 雑益、雑損失等の内訳書
- 法人事業概況説明書
- 消費税申告書(消費税の納税義務者であれば)(上記とは別に申告が必要)
補足
簡単な流れ
- MFクラウド会計で決算書作成までデータを入力
- 仕訳帳データをエクスポートし、税理士いらずでインポートできるように整理
- インポート後、税理士いらずで申告書作成
- 作成した申告書のデータをeTaxで転記して申告
利用者選択→作成→申告→税目:法人税・地方法人税、または、消費税→対象書類選択 - 地方税申告共通項目エクスポートを実行
- 申告後、eTaxのメッセージボックスに納付情報が届くので、納付
※インターネットバンキングで納税
※クレジットカード納付もあり、ポイントがつくが手数料もかかるので注意
損益計算書の「販売費及び一般管理費内訳書」の詳細科目について
- 追加科目(検索して追加)
- 法定福利費
- 水道光熱費 ※デフォルトで光熱費もあるがこちらを使用
- 地代家賃
- 支払手数料
- 会議費
- 雑費
- 調査研究費
- 置き換え科目(左がMFクラウド会計、右がeTaxの科目名)
- 接待交際費 → 交際費
- 旅費交通費 → 交通費
- 備品・消耗品費 → 消耗品費
- 車両費 → 燃料費
eLTaxによる県税事務所へ都道府県民税申告書の提出
対象税金
- 都道府県民税
- 事業税(及び特別法人事業税)
対象書類
- 地方税第六号様式および、その他の付属別表等(別表四の三など)
※第六号様式は、法人住民税(均等割、法人税割)、事業税、地方法人特別税の4種類の税目の申告書 - 地方税第二十号様式(市町村民税申告書)
※市町村民税申告書については、東京23区の場合は不要
補足
簡単な流れ
- 作成した申告書のデータをeLTaxで転記して申告
申告に関する手続き→申告データの作成→下の項目を選択→確定申告- 法人都道府県民税・事業税・特別法人事業税
提出先:埼玉県川越県税事務所
様式選択:様式番号→第六号様式 - 法人市町村民税
提出先:〇〇市
様式選択:様式番号→第二十号様式
- 法人都道府県民税・事業税・特別法人事業税
- eLTaxの電子申告連動により納付情報発行依頼
1.納付情報の確認・納付
※インターネットバンキングで納税- 法人都道府県民税・事業税・特別法人事業税又は地方法人特別税
- 法人市町村民税 確定申告
- 作成した申告書のデータをeLTaxで転記して申告
作成時の注意点
- 作成方法:「国税情報を使用して作成」を選び、eTaxでエクスポートした地方税申告共通項目を利用(少しだけ入力の手間が省ける)
- 申告後、そのまま続けて、「納付情報発行依頼」を続けること
※それぞれ別に行う必要があり、後から行う場合は、「電子申告連動」から行う
コスト
MFクラウド → 約5000円 / 月
税理士いらず → 5,400円(バージョンアップ)
※新規購入の場合は16,200円
※税理士いらずはwindowsOSのみの対応
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